2016年1月22日金曜日

上級会話:裁判員制度はいらない?(ディベート)


みなさんは【裁判員制度】をご存じですか?
2009年5月21日に施行され、同年8月3日に実際の公判で適用されましたよね。
あれから7年弱。
未だこの制度の反対派によるデモが行われてます。
先ずはビデオを見てください。

裁判員制度とは:
裁判員制度とは、刑事裁判に、国民のみなさんから選ばれた裁判員が参加する制度です。
裁判員は、刑事裁判の審理に出席して証拠を聞き出し、裁判官と対等に論議して、被告人が有罪か無罪か(被告人が犯罪を行ったことにつき「合理的な疑問を残さない程度の証明」がなされたかどうか)を判断します。
「合理的な疑問」とは、みなさんの常識に基づく疑問です。常識に照らして、少しでも疑問が残るときは無罪、疑問の余地はないと確信したときは有罪と判断することになります。
有罪の場合には、さらに、法律に定められた範囲内で、どのような刑罰を宣告するかを決めます。
裁判員制度の対象となるのは、殺人罪、強盗致死傷罪、傷害致死罪、現住建造物等放火罪、身代金目的誘拐罪などの重大な犯罪の疑いで起訴された事件です。
原則として、裁判員6名と裁判官3人が、ひとつの事件を担当します。


(参照:https://youtu.be/bpNwAJ3Hpmg )

裁判員に選ばれたら、どうなるのでしょうか?
この図を見てください。

平成27年度世論調査(参照:http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/220851.html)







外国人は裁判員になれるの?

裁判員制度は日本国民であれば選出される可能性はあります。
外国人はどうかというと、外国出身でも、国籍が日本にあり、日本で暮らしていると、裁判員制度に参加する可能性はあります。
しかし、国籍がない人で選挙権がない外国人には裁判員の権利が与えられません。
そのため外国人が裁判員になれるかなれないかは、日本に国籍があるかないかによって極端に分けられます。
国籍がなければどれだけ、裁判に興味があり、関心をもっていても裁判員に選ばれることはないというのが現状です。


でも、、、もし、あなたの国にこの制度ができたら?? そう思って、考えてみてください。




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1.新しい語彙
(裁判・法律関係の専門用語がたくさんありますね。わからなかった言葉を書きだして、例文を作ってみましょう。)

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2.裁判員制度のメリットデメリットで下記の事が挙げられています。
具体的にはどうゆう事でしょう?
貴方の言葉で説明してみてください。

メリット
①裁判への親近感:________________________________
②世論の反映:__________________________________
③裁判日数の短縮:________________________________


デメリット
①冤罪の可能性:________________________________
②裁判員に選ばれた人の欠勤:__________________________
③裁判員の安全:________________________________
④刑罰のブレ:_________________________________


3.貴方の国に裁判員制度、または似ている制度はありますか?
  ある場合は、教えてください。

4.以上を理解したうえで、賛成派 反対派に分かれてディベートしてみましょう。

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