2013年9月13日金曜日

JLPT N3 文法: A というより、 B。

接続:


A 動詞 普通形(辞書形/ている形/ない形/た形/ていた形/なかった形)  というより、 B。

A い形容詞 普通形(辞書形~い/ない形~くない/た形~かった/なかった形~くなかった)   というより、  B。

A な形容詞 普通形(辞書形  ~ or ~である  /ない形~じゃない/た形~だった/なかった形~じゃなかった)   というより、  B。

A 名詞 普通形(辞書形  or ~である  /ない形~じゃない/た形~だった/なかった形~じゃなかった というより、  B。

A 動詞・い形容詞・な形容詞・名詞 です・ます体 というより、  B。



(例:彼の顔はハンサムというより、ユニークだ。 / この表情は笑っているというより、泣いているようだ。)

意味: Aの表現(ひょうげん)より、Bの表現の方が良い。 
    Means "rather than," or "would say it is more like.".

注: A より 、 もっと適切な言い方 B を示す。
  Used to indicate that a certain way of putting something is more appropriate.


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春、日本人はみんなで花見をします。
会社でも同僚や上司と一緒に、桜の木の下でお酒を飲んだり、お弁当を食べたりします。
もちろん、お店からお弁当を買うこともありますが、料理が好きな人が、手作り弁当を作ってくることもあります。



もし、、、いつもは厳しい上司が作ってきたカレーが、不味(まず)そうだったら、
【まずそうですね】とはっきり言えますか?

上司:これ、私が作ってきたカレーです。美味しそうでしょ_?

■あなた: 【美味しそう】、、、、そう言う言い方よりも、【新しい味がしそうな】カレーですね。

 あれ?あれあれ?
なんだか上手な日本語じゃないですね。↓いい言い方があるんですよ。

【美味しそう】と言うより、【新しい味がしそうな】カレーですね。


もし、、、いつもは厳しい上司が作ってきたお弁当が、不味(まず)かったら、、、
あなたは【まずいよ】とはっきり言えますか?



上司:これ、私が作ってきたお弁当です。美味しいでしょ?

■あなた: 【美味しい】、、、、そう言う言い方よりも、【ユニークな味】のお弁当ですね。

 あれ?あれあれ?
なんだか上手な日本語じゃないですね。↓いい言い方があるんですよ。

【美味しい】と言うより、【ユニークな味】のお弁当ですね。


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今日は A というより、 B という文法を練習しましょう。

■(  )の中の言葉を変えて、文を作ってみましょう。

例:彼女は(美人です) 美人/美人である/美人です というより、可愛(かわい)いです。

1.この仕事はやりがいが(あります)______というより、やりがいしかない。


2.あの先生は(厳(きび)しいです)______というより、意地(いじ)が悪い。
  (
意地(いじ)が悪い=spiteful)

3.彼は彼女との結婚を(中止しました)______というより、一番最初から彼女と結婚する気がなかった。
4.あの人は自分の恋人を(愛しています)_______というより、便利だから利用している。
5.昔の日本人は足が(短かったです)________というより、胴が長かったです。

■このビデオを見て、文を作ってみましょう。





見てください、この犬【頭がいい】ですね!
え?もっと別の言い方をしたほうがいいですか?

この犬は____________というより、____________。

猫は【かわいそう】ですね!
え?もっと別の言い方をしたほうがいいですか?

この猫は____________というより、____________。


文を作ったら、読ませてくださいね。

1 件のコメント:

  1. この犬は頭が良いというより、ずるいです。
    そして。。。
    この猫はかわいそうというより、愚鈍です。

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