2011年5月11日水曜日

JLPT N2文法 25: ~かと思うと・~かと思ったら・~と思うと・~と思ったら

みなさん、日本語に”女心と秋の空”という言葉があります。
女心も(日本の)秋の空もどちらも変わりやすいので、”すぐに変わりやすい事・早い変化が起こる状態”を例えてそういいます。
↓では、VIDEOを見てください。



男の人の乗った車が爆発しましたね。
もちろん、この時、みなさんは”男の人は死んだ”と思ったのではないでしょうか?
でも、そのすぐ後の変化で、みなさんは驚いたのではないでしょうか?

爆発したので、車に乗った男の人は死んだ+そのすぐ後で、意外な変化 (驚き・意外な気持ち)+男の人は生きていた”

↑さて、”すぐ後の変化で驚いた”という意味の文にしたいとき、なんと言えばいいでしょうか?

↓いい言い方があるんですよ。

爆発したので、車に乗った男の人は死んだかと思ったら、男の人は生きていた

”すぐ後”というのは、話している人が””短い”と思えば、”すぐ後”です。主観でいいんですよ。
だから、下のビデオの場合でも使ったりします。
↓このビデオを見て、文を作ってみましょう。


人生って、短いですね。
生まれました+短い時間の後で・驚き+棺おけの中に入ってしまいます。


↓答えはこちら。

生まれたかと思うと、棺おけの中に入ってしまいます


意味 :~(するの)と、ほとんど同時に  
     as soon as I noticed; almost immediately

注意 :「A カと思うと、B」  A のすぐ後で B が起こる(早い変化が起こる様子)。  
     B:話し手の驚き、意外な気持ち。  A と B 反対の内容が多い。

書き方:V た形+かと思うと・かと思ったら・と思うと・と思ったら

例文:
1. 空で何かが光ったと思ったら、ものすごい音がした。
2. 山田さんはやっと勉強を始めたかと思ったら、もう寝ている。

練習しよう:
1.彼女は一口お酒を__________かと思ったら、すぐ___________

2.彼は結婚___________かと思うと、2ヶ月後に_______________。

3.日本の首相は_______________かと思うと辞任する。

4.____________かと思ったら、____________。

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