2011年5月9日月曜日

JLPT N2文法 19: かぎり/かぎりは/②

みなさん、まず↓VIDEOを見てください。


ガゼルがチーターに追われていますね。(途中から出てくるおじさんは、今は忘れてください(笑))

さて、ガゼルはどのように走っていましたか?
ゆっくり走っていましたか?
それともできるだけ速く走っていましたか?

そうですね。

できるだけ+自分ができる範囲のなかでMAX+速く走っていました。

さぁ、この場合何といったらいいでしょうか?

”できるだけ速く走っていました。”

うーん、これではまだまだMAXの速さが伝わりませんね。

↓いい言い方があるんですよ。

ガゼルはできる限り速く走っていました。

ではもう一つ質問。
↓これはどういえばいいでしょうか?

”ガゼルは走れる+そのスピード(自分の能力)の範囲の中でのMAX+速く走りました。”

そうですね。↓こういいましょう。

ガゼルは走れる限り速く走りました。”

”~の範囲の中でMAX”と言う意味でも、”かぎり”を使うことができます。

意味 : ~(の)範囲内での限界まで
     within the limits of

注意 :「A 限り(は)、B」A も B も状態や継続を表す言葉。

書き方: V 辞書形(可能形動詞、わかる、、、)+限り N+の+限り

例文:
1.時間の許すかぎり、話し合いを続けましょう。。
2.考えられるかぎりのところは探したが、財布は見つからなかった。

練習しよう:
1.遭難者を救うために、救助隊は______________かぎりのことをした。
2.___________のかぎり頑張ろう。
3._________かぎりの大声を出した。

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