JLPT N1文法： ～べく ２０

接続：　A　動詞　辞書形　＋べく、B

　　　　　　

意味：　A　を　しようと思って、Bをした

          A　する為に、Bをした

　　　　 (A=目的の文　B=Aの為の行動の文）

注意：１．過去の事実を説明するための文なので、Bの文は必ず過去形の文です。
　　　　　　また、Bの文は命令や依頼も使えません。

　　　 ２．①も②もどちらも正しいです。意味も同じです。
　　　　　 ①する＋べく＝するべく   

　　　　　 ②する＋べく＝すべく

*****************************************************************

夏といえば、何を思い浮かべますか？
私は、夏と言えば海！です。海だーい好き！！

１．　今日は先ず、このCMを見てください。

　　赤いパンツの彼、かっこいいですよね。

さて、彼は何のために海に飛び込んだのでしょうか？

　　そうですね。

　　【彼は彼女を助けるために、海に飛び込みました。】

　　JLPT　N4の文法【～ために】を使いますよね。
　　N1では

【～ために】の書き言葉・硬い表現（小説・公文書などで使う）表現＝【～べく】

　　を練習しましょう。

　　【彼は彼女を助けるために、海に飛び込みました。】＋書き言葉・硬い表現

　　↓

　　【彼は彼女を助けるべく、海に飛び込みました。】

　　【～べく】は書き言葉・硬い表現なので、会話ではあまり使いませんよ。

２．では次はどうでしょうか？

　　

　　さて、この人は何で傘を振り上げたんでしょうか？

次の写真はこれです↓

　　そうですね。

　　【この人は車のガラスを割ります（目的）＋傘を振り上げた】

　　さぁ、【～べく】の文法をつかて言ってみましょう！

　　↓

　　【この人は車のガラスを割るべく、傘を振り上げた】

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

では、練習してみましょう。

１．写真やビデオを見て、文を作ってみましょう。

①．

　　　

　　　　　　彼は＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿べく、オーディションを受けた。

　　②．(←目的はラーメン）

　　　　 

　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿べく、ラーメン屋の前で待っていた。

　　③．

（←目的はプロポーズ）

　　　　　　　　　＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿べく、婚約指輪を買った。

２．では、あなたは。。。。？

　　①私は＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿べく、＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿た事があります。

　　②最近、私は＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿べく、＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿し始めました。

文を書いたら送ってくださいね。